バンコク旅行に行くたびに、必ず立ち寄ってしまう場所があります。 それが、バンコク市内にある大型ショッピングモール「MBKセンター」! 地元の人にも観光客にも愛されていて、お土産探しにも食事にもぴったり。
私自身、これまでに何度も訪れていて、行き方も、館内のおすすめスポットも、ちょっとした裏ワザも少しずつわかってきました。
この記事では、そんな私の経験を元に、MBKセンターの魅力をまるごとご紹介します。 BTSやMRTなど交通手段別のアクセス情報から、フロアガイド、グルメやお土産のおすすめまでたっぷり詰め込みました。 これから行く人が安心して楽しめるように、感情も正直に交えながらお届けします。
【BTS(スカイトレイン)で行くMBKセンター】
私が一番よく使うのがBTS。 特に暑い日や渋滞が心配な日には、本当に頼りになる移動手段です。
MBKセンターの最寄り駅は「ナショナルスタジアム駅」。 サイアム駅の次の駅なので、アクセスも良好です。
この駅の出口1番と3番は、MBKセンターと直結しています。 外に出ずにそのままモールの中に入れるので、突然のスコールでも安心! 私も一度、大雨に降られたときにこの直結ルートに助けられたことがあります。 まさに「バンコク旅行の強い味方」だなと感じた瞬間でした。
BTSの運賃は、プロンポン駅からナショナルスタジアム駅までで約37バーツ(日本円で130〜140円ほど)。 しかも時間に正確で車内も清潔。 初めての方にもおすすめです。
サイアム駅からスカイウォークを使って歩いて行くこともできます。 サイアムディスカバリーやサイアムセンターを通り抜けながらMBKに行けるので、ウィンドウショッピングを楽しみたい人にはぴったりのルートです。
【MRT(地下鉄)で行くMBKセンター】
MRTはシーロムやラマ4世通り周辺に滞在している時に便利です。 私もホテルがサムヤーン駅近くだったときにはMRTを使いました。
シーロム駅やサムヤーン駅から歩いてMBKに向かうことができ、徒歩で約10分。 運賃も16〜20バーツと安く、電車に乗っている時間はわずか5分ほどです。
ただ、正直に言うと、日中の徒歩移動はかなり暑く感じました。 私も一度、帽子なしで歩いたときにヘトヘトになり、「水を持ってくればよかった…」と反省。 なので、暑さ対策は万全にして行くのがおすすめです。
MRTも渋滞に左右されないので、朝や夕方など移動時間が読みづらいときにも助かります。
【タクシーで行くMBKセンター】
タクシーは、荷物が多い時や歩くのがつらい時に便利です。
私は一度、MBKで大量にお土産を買いすぎて、タクシーでホテルまで戻ったことがあります。 このとき本当に助かった!
スクンビットエリアやサイアムからなら、渋滞がなければ15〜30分程度で到着します。 料金は50〜100バーツほど。 ただし、夕方のラッシュ時は渋滞で1時間近くかかることもあります。
ドライバーには「MBK」でも通じますが、「マーブンクローン(正式名称)」と言うと確実。 スマホで地図を見せるとより安心です。
Grabなどの配車アプリも最近は主流。 料金が事前に表示されるので、ぼったくりの心配もなく安心して利用できます。
【トゥクトゥクで行くMBKセンター】
タイ旅行の醍醐味のひとつが、トゥクトゥク! 私も旅のテンションを上げたくて一度友達と乗ってみました。
風を感じながら市内を走るのは本当に爽快で、バンコクを全身で感じられる体験です。
MBKまでの所要時間はだいたい10〜20分。 でも、料金は交渉制で、観光客だとふっかけられがち。 私も最初は言い値で乗ってしまって、後で「ちょっと高かったな…」と思いました。
だいたい80〜150バーツくらいが相場ですが、乗る前に金額をしっかり確認するのが大事です。
エアコンがないので、暑さや排気ガスが気になることも。 体力に自信がない人や小さい子連れの方にはちょっとハードかもしれません。
でも、旅の思い出づくりにはぴったり! 写真映えもするし、何より「タイに来た!」という実感が湧きますよ。
【MBKセンター 館内フロアガイドと私のお気に入り】
MBKセンターは地上8階+地下1階の構造。 どのフロアもそれぞれ特徴があって、歩くだけでも楽しい!
■ 地下1階(B1) スーパーマーケットがあります。 私のお気に入りは、ここで買うフルーツジュースやドライフルーツ、ハーブ石鹸。 お土産にも喜ばれるし、値段もお手頃でついつい買いすぎてしまいます。
■ 1階(G階) スマホや携帯のアクセサリーショップがずらり。 SIMカードの購入や、ちょっとした故障の修理もここでできます。 旅行中にスマホトラブルがあったとき、ここで助けられました。
■ 2〜4階 ファッション・アパレルフロア。 タイらしいTシャツや象モチーフの小物も豊富。 値段交渉もOKなので、思わぬ掘り出し物に出会えるかも。
■ 5階 文房具や雑貨系のお店が多く、お土産探しにもぴったり。 私は友達用に象のキーホルダーやカラフルなノートを買いました。
■ 6階(Food Island) MBK名物のフードコート! パッタイやカオマンガイ、グリーンカレーなどタイ料理が揃っていて、清潔感もあり、価格もリーズナブル。 日本円で200〜400円程度で食べられるので、毎回つい長居してしまいます。
■ 7階 エンタメゾーン。 映画館「SFシネマ」ではオリジナル音声+英語字幕の上映もあり、海外でも映画を楽しめます。 私もここでハリウッド映画を観て、日本の半額以下の料金にびっくりしました。
同じフロアには「まねきねこカラオケ」もあります。 まさかバンコクで歌えるとは思ってなかったので、思いっきり熱唱してしまいました(笑)。
■ 8階 ゲームセンターや若者向けの雑貨店などが集まるフロア。 ゆっくりできるカフェもあるので、疲れたらここで休憩しています。
お土産探しにぴったり!私のおすすめBEST3
■ ココナッツオイル これはもう、MBKに行くたびに買い足してしまうほどのお気に入り。 髪や肌に使えるだけでなく、ふんわりとした南国の香りに癒されます。 旅の疲れもふっと和らぐんですよね。 しかも、日本で買うよりかなり安い! 100mlサイズで100バーツ前後のものもあり、品質も良いので、自分用にも友人用にもぴったりです。
■ ハーブ石鹸やスパグッズ タイといえば自然派コスメ。 中でも香りの良いハーブ石鹸やバスソルト、ハーバルバームなどは見た目も可愛く、軽いのでお土産に最適です。 私も毎回、何種類かまとめて購入しています。 中には「ラベンダー+レモングラス」など、日本では見かけない組み合わせも。
■ 象グッズ(置物・雑貨) 象はタイでは幸運を呼ぶ動物。 MBKでは象モチーフの小物や布雑貨、アクセサリーがたくさんあります。 私はカラフルなポーチや木製キーホルダーをよく買っていて、軽くてかさばらないので、旅行中の荷物が増えても安心です。
■ タイでの価格交渉のコツ MBKでは、基本的に値札がついていても交渉OKな店舗が多いです。 「これ、50バーツなら買うよ」と、具体的に提示してみましょう。 私もよく使うテクニックで、最初の価格から10〜20%くらい下げてくれることが多いです。
大事なのは「笑顔」と「軽いノリ」! 押しすぎず、でも楽しそうに交渉すると、店員さんも笑って応じてくれることがよくあります。 たとえ大きな値引きがなくても、やりとりそのものが楽しいんですよね。
7階のSFシネマで映画鑑賞【おすすめ度:★★★★★】
映画好きの私にとって、MBKの7階にある「SFシネマ」は外せません。 ある日、日本で見逃したハリウッド映画をふと見つけて、迷わずその場でチケット購入。 英語字幕付きでオリジナル音声もあるので、語学が心配でも安心です。
何より感動したのはその価格。 なんと150〜250バーツ(日本円で約600〜1,000円)。 日本と比べて半額以下なのに、座席はふかふか、スクリーンは大きくて音響も最高! 思わず「ここ、毎週来たい!」と思ってしまいました(笑)。
カラオケで大盛り上がり!「まねきねこ」in MBK
映画の後に立ち寄ったのが、同じく7階にある「まねきねこ」。 そう、日本でも有名なあのカラオケチェーンです。
最初に看板を見たときはびっくり!まさかバンコクで出会えるとは。 中に入ってみると、日本語の曲はもちろん、タイ語・英語の曲も揃っていて、友人と一緒に大盛り上がりでした。
料金も1時間200バーツ前後とリーズナブル。 清潔な個室で音響もしっかりしていて、安心して楽しめました。 私は普段、あまりカラオケに行かないのですが、旅のテンションで思いっきり歌って、最高の思い出になりました!
買い物後の癒しは「マッサージ」
歩き回って疲れた体には、マッサージが一番! MBKには、7階や4階にマッサージ店が複数あります。
私の定番は、足つぼ+肩のマッサージがセットになったコース。 1時間でだいたい300バーツ(約1,200円)くらい。 本格的な施術なのにお手頃で、しかも施術後は体が軽くなるのが実感できるんです。
MBKでショッピング → フードコートで軽く食事 → 最後にマッサージ。 この流れが、私のバンコク滞在のゴールデンルートになっています。
お土産探しもまだまだ!G階と6階がおすすめ
G階の「Tops Market」は、食品系のお土産が充実していて特におすすめです。 私はドライマンゴーや、トムヤムクン味のインスタントラーメン、タイ限定のお菓子などを大量に購入。 帰りのスーツケースの半分がこれで埋まります(笑)。
6階の「CRAFT VILLAGE」も外せません。 アロマキャンドルやポーチ、ハンドメイドのクラフト雑貨などが並び、どれもタイらしい温かみのあるデザインばかり。 大切な人へのギフト探しにもぴったりです。
アニメ好きにもうれしい!「アニメイトMBK」
私が個人的に大興奮したのが、7階にある「アニメイト」! あの日本のアニメ専門店がバンコクにもあるんです。
『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』など、日本の人気作品のグッズがたくさん。 私は言語の勉強も兼ねて、同じ漫画を日本語版とタイ語版の両方で購入。 セリフを見比べるのが楽しくて、語学のモチベーションにもなっています。
【まとめ】
MBKセンターは、ショッピング、食事、エンタメと、何でも揃っている夢のような場所です。 初めてバンコクを訪れる方にも、何度目かのリピーターにもおすすめできる万能スポット。
交通手段もBTSをはじめとして選択肢が多く、自分の旅のスタイルに合わせてアクセスできるのが嬉しいところ。
私の旅のルーティンは、MBKで買い物 → フードコートで食事 → マッサージで締め、というコース。 それだけで一日たっぷり楽しめます。
この記事が、MBKセンターを訪れる皆さんの参考になればうれしいです。 楽しいバンコク旅行を!