ご挨拶

ご挨拶

「 ごあいさつ 」

大井督之

都祁まちづくり協議会
会長 大井 督之

 秋一段と深まり、紅く彩り始めた大和高原で「第40回都祁高原マラソン大会」を開催するにあたり、全国からたくさんのマラソンランナーを都祁の里にお迎えし、今年も開催できますことは、大きな喜びであり感謝に堪えない次第であります。また、今回は40回という節目の大会でもあります。このように続けてこられたのも、ご参加くださるランナーの皆様と都祁地域にお住いの皆様の支援の賜物であると思っております。

 ここ都祁の地は、標高約470mという高地に位置しており、年間を通じて冷涼な高原地帯であります。都祁吐山町の吐山スズラン群落は、スズランが自然分布する南限地として、国の天然記念物に指定されています。初夏になれば、可憐で清楚な白い花が咲き、群落地周辺は何とも言えない芳醇な香りに覆われます。また、この地域は、昼と夜の寒暖差が大きいという気温の条件や、太古の時代、海底であったことから、ミネラルを含んだ水源や土壌が豊富に存在する等、米作りに欠かせない好条件が満たされており、美味しい都祁米が採れる地域としても知られています。このような緑豊かな山々と自然に囲まれた大和高原の景色は、雄大で見る人々を飽きさせません。自然を全身で感じながら、文化財の点在する歴史情緒あふれるコースを十分にお楽しみください。

 マラソンは楽しいことばかりではなく、辛く苦しい時もありますが、老若男女だれでも気軽に取り組めるスポーツです。晩秋の大和高原でさわやかな秋風を体一杯に受け、日頃練習されました健脚を存分に発揮され、笑顔でゴール出来るよう精一杯頑張って下さい。ゴール後は、大会名物の温かいマラソン汁を是非堪能して頂き、疲れた体を十分に癒してください。

 また、バザー会場では都祁の特産物を多数販売しておりますので、ご賞味頂くとともに、都祁での楽しい一日を過ごしていただきたいと思います。

 最後になりましたが、本大会の開催にあたり御尽力いただきました、実行委員会をはじめ、関係の皆様方には心から感謝申し上げますと共に、参加されますランナーみなさまのご健闘をお祈り申し上げ挨拶といたします。

「ごあいさつ」

植榮和

都祁高原マラソン実行委員会
委員長 植 榮和

 秋気いよいよ深く、大和高原都祁の里へようこそお越し下さいました。

 今日ここに、第40回都祁高原マラソン大会を開催いたしましたところ、県内外より1,468人の大勢のランナーを迎えまして、この様に盛大に開催できましたこと、関係者一同になり変わりまして厚く御礼を申し上げます。尚、奈良市長の仲川様始め、御来賓の皆様方におかれましては、公私共大変お忙しいにもかかわりもせず、御臨席を賜り激励頂きます事、大変嬉しく恐縮に存じます。

 今年の日本は天候不順で、特に夏から秋にかけて台風が多く発生し、そのうち台風15号、19号は甚大なる被害をもたらしました。被災されました皆様方に心から御見舞いを申し上げますと共に、1日も早く復旧復興される事を心からお祈り申し上げます。

 さて、来年はオリンピック、パラリンピックが開催されます。スポーツ熱も一段と盛り上がると思います。今大会も40回をかぞえ、節目の大会でもあります。スタッフ一同皆頑張っているところです。都祁地域の一大イベントとして長く続けてこられたのも、都祁地域の皆様方の御理解と御協力があっての事と存じます。ありがとうございます。

 都祁は、奈良市東部地域の活性化と活力ある地域を目指して頑張っております。高原の風雅と古代ロマンの漂うコースが、私達の自慢のマラソンコースであります。清々しい秋風を一杯に受けながら、左右の紅葉に見守られ、そして歴史情緒豊かなコースを自らの健脚で楽しみながら、笑顔でゴール目指して頑張って下さい。そしてゴール後には、当大会自慢のマラソン汁やバザーを堪能して頂き、更に交流を深め、今日の楽しい思い出を心一杯に秘めてお土産としてお持ち帰り頂きたいと思います。

 最後になりましたが、本大会を開催するにあたり、御支援御協力を頂きました天理警察署・各企業・お店、そして450名に及ぶボランティアの皆様方に関係者一同伏して心から感謝申し上げ、私の歓迎の言葉といたします。

「 ごあいさつ 」

仲川げん

奈良市長
仲川 げん

 晩秋の候、秋深まる大和高原都祁へようこそお越しくださいました。

 今回で40回目という大きな節目を迎えます都祁高原マラソン大会に出場されます選手の皆さま、応援に駆けつけていただきましたご家族・関係者の皆様に市民をあげて心から歓迎申し上げます。

 標高400~500mの都祁地域は奈良市の南東に位置し、東西には名阪国道が横断するなど交通の便が良く、大和高原の産業・交通・文化の中心地として重要な位置を占めております。

 また、多くの自然と、歴史に抱かれた素晴らしい場所でもあります。高原の昼と夜の寒暖差や豊かな水源を生かし、奈良県下でも良質のお米「都祁米」の産地として知られています。都祁吐山町の「太鼓踊り」や、ユネスコ無形文化遺産に登録されている上深川町の「題目立」など、昔から伝わる行事が多く残っております。

 コース付近には、奈良時代に平城京と伊勢を結ぶ道として開かれた「都祁山之道」や、「三陵墓古墳群」、「来迎寺」、「水分神社」などの文化財も多く点在し、情緒にあふれた歴史街道を巡るマラソンコースとなっております。

 こうした自然と歴史のあふれる奥ゆかし都祁の里において、深まる秋を肌で感じつつ、この地の素朴な風物に親しみながら、秋風と一体となって「走る」楽しさを満喫してください。2020年の東京オリンピック開催を控え、ますますスポーツへの熱量が高まっています。皆様も日頃の練習の成果を発揮し、この都祁の地でベストを尽くしていただきたいと思います。そして、多くの友情と交流が生まれることを期待しております。

 結びに、本大会の開催にあたり、ご尽力いただきました関係者の皆様に心から敬意を表しますとともに、参加ランナーの皆様方のご健闘と本大会の成功を祈念申し上げご挨拶といたします。

「 ごあいさつ 」

森田 一成

奈良市議会議長
森田 一成

 日に日に秋も深まり、爽やかな風が心地よい都祁路において、第40回都祁高原マラソン大会が本年も盛大に開催されますことを心よりお慶び申し上げます。

 奈良県内外から多くの皆様のご参加によって開催されます本大会は、今年で40周年という節目を迎えられましたが、これもひとえに選手の皆様、地域住民の皆様や実行委員会の皆様など多くの方々の積み重ねたご努力があればこそのものだと存じます。

 高原の清々しい空気を肌で感じながら、緑豊かな自然や歴史情緒が溢れる名所を巡れるこの都祁路は、どなたにとっても楽しく走っていただくことのできるコースとなっており、また、大会会場には都祁の特産物も多数取り揃えているとお伺いしておりますので、お時間の許す限り、大いに都祁の地を満喫していただきたいものでございます。

 さて、東京オリンピック・パラリンピックが開催されるまでついに1年足らずとなりました。国内外でオリンピック・パラリンピックへの関心は次第に熱を帯び、世間のスポーツに対する注目が高まってきております。数あるオリンピック競技の中でも、マラソンは人気の高いスポーツの一つであり、本大会に参加するにあたって、モチベーションを高めていく良い刺激となっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような中で、どうか参加されます選手の皆様は、無理せずお怪我のないよう持てる力を存分に発揮し、自身の満足のいく結果が出せるように精一杯頑張っていただきたいものであります。また、応援されます皆様は、完走を目指すひたむきな選手の皆様に温かい声援を送り、本大会をさらに楽しく盛り上げていただけますよう心よりご期待する次第でございます。

 結びに、本大会の開催にあたり多大なるご尽力をいただきました関係者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、今日の良き日が、皆様にとっていつまでも良い思い出に残る日となりますことを祈念しまして、お祝いの言葉といたします。

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